安倍改憲・壊憲総批判──憲法研究者は訴える
「憲法ネット103」編(編集/稲 正樹・根森 健・飯島滋明)
定価:本体2200円+税
判型:A5判並製304頁
発行日:2019年12月

 安倍政権が声高に強行としようとする「改憲4項目」の問題点を、憲法研究者が一つ一つ明らかにし、総力を挙げて究明する、渾身の一冊です。
 本書は、個別に「自衛隊の憲法9条加憲論」「緊急事態条項」「教育無償化」のウソを暴くとともに、「憲法改正手続としての国民投票」についても、寄りかかっているあいまいな論拠を明らかにします。
 編者の「憲法ネット103」は、数の力で押す安倍政権の「壊憲政治」の動きに抗して、2017年秋に発足した憲法研究者と市民がつながったグループで、安倍壊憲政治の「沖縄切り捨て」の諸問題(辺野古新基地問題、南西諸島への自衛隊配備問題)の他、「新防衛計画大綱、中期防から見えてくるもの」「あいちトリエンナーレ2019中止をめぐる憲法問題」など、今現在進行中の諸課題までを総ざらえ・総批判します。
目次
ISBN978-4-909269-07-2 C0036 ¥2200E